新シーズンが始まった際に学校や新卒研修などに緊張感を打ち砕くことを目的とした『アイスブレイク』を体験した人も多いでしょう。
アイスブレイクという名前だけ聞いてもイマイチ、理解出来ていない人も多いでしょう。
主に緊張感を少なくし、新しい信頼関係などを築く際にゲーム感覚で楽しむレクリエーションのことです。
ちなみにアイスブレイクは名前の通り、硬い氷を打ち砕くということで、「緊張感(硬い)」を「ブレイク(打ち壊す)」という意味を持っています。
今回は、高校生向けの自己紹介&大人数でできるアイスブレイクゲームを紹介していきます。
目次
【高校生向け】大人数でできるオススメアイスブレイクネタ集20選
①肩上げて下げて
名前の通り肩を上げて下げての単純なゲームです。
このゲームは大勢で行うことができ、先生が「肩を上げて」「肩下げないで首まわす」などのような声をかけて、生徒はその指示に従って肩の上げ下げや首をまわします。
前述通り、ものすごく簡単なゲームですが、身体を動かすことで緊張感を和らげてくれる効果があります。
②交差拍手
こちらも先ほど紹介したゲームレクと同様に一人の先生が生徒の前に立って両手を挙げて手を交差させたり、交差させるようなフェイントを行ったりします。
生徒はその先生の手が交差した際に拍手し、フェイント時などに交差しなかった場合は拍手をしてはいけないというルールです。
数多くの生徒の前で間違えてしまうと自分の拍手が聞こえてしまうので、程よい緊張感の中で楽しむことができるゲームです。
③山手線ゲーム
一度はやったことある山手線ゲーム!基本的には4人~6人というゲームですが、20人30人という大人数でも問題なく楽しめるでしょう。
大人数のため、真反対の人にも声が聞こえるくらいの声量を出すというルールなどを付けると楽しみながら自分の声や顔を周りの人へ紹介できるメリットもあります。
名前は山手線ゲームですが、学校の先生の名前や県内にある地名や学校名などの縛りルールなどで楽しむこともできます。
④情報伝言ゲーム
50文字程度の文を作って、その情報(文)記憶だけで隣の人へ繋いで最後の人にどのように伝わっているか確認するゲームです。
また、途中の人にもどのように伝えたか聞き出すことで本来の情報とどの場所でどのくらい変化したか楽しむゲームとなります。
大人数で楽しむほど、途中の変化が増えるので最終的に面白い答えになっていることもあるでしょう。
⑤宝探し
もちろん普通の宝探しゲームでもいいが、そこをあえてグループに分けて推理要素などを取り入れた宝探しゲームを行うことでグループ内で自然と会話が生まれるルールにするともっと効果が発揮されるだろう。
小さい年代の子だと必ず喜んでくれる宝探しゲームをあえて高校でアイスブレイクとして取り入れることで幼いときの無邪気な気持ちを思い出しながら自然と楽しむことができるのが狙い。
⑥フラフープ外し
一人の人がフラフープの間に入り、数名から数十名の人で手を繋ぎ、円を作る。フラフープに入っている人は足などを挙げて身体を動かすことは禁止とする。
その他の人は隣の人と手を離さなければ、足などは自由に動かすことが出来る。
このルールでフラフープを動かして外に出すというゲームです。頭を使いながらどのように外を出すか会話も必要なので自然と初めて会う人と会話も生まれてくるでしょう。
⑦負けても良いジャンケン
この動画では2人一組になって行うゲームとして紹介されていましたが、先生が生徒の前に立ってそれに合わせて後出しジャンケンを生徒が行うルールにすれば大人数でも楽しむことができます。
後出しの人は必ず負けるようにして、5回連続で負けることが出来たらゲーム終了です。もちろん途中で勝ってしまったり、あいこになってしまうとカウントはゼロからとなります。
⑨記憶クイズ
決められたグループで輪になって1番の人を決めます。1番の人はみんなに聞こえるように名前と自己紹介をします。そして次に隣の人が「○○さんの隣の○○で」というように隣の自己紹介を織り込んで自分の紹介を行います。
このルールで順番に一周させて、次は反対周りにゲームを行うなど、何周か回して楽しみます。
このゲームでは参加者の名前や顔をお互いに覚えることが出来て、親近感を高めることができます。
⑩命令ジャンケン
このゲームは基本的に2人一組で行うゲームです。ジャンケンで3回勝った方が負けた人に簡単にできる命令をだします。
しかし、命令は相手が嫌がってしまうようなことや達成に時間がかかってしまう命令は禁止です。(その場で簡単にできるもの)
もし、大人数でやる場合は上記のルールで5人の人と対戦しようというルールなどを設けると楽しむことができるでしょう。
⑪私は誰でしょうゲーム
この動画では少人数で楽しんでますが、30名ほどの大人数でも楽しむことができるゲームです。
タイトルの通りワンフレーズでその人が誰か当てるゲームです。
動画内では「自転車を初めて乗ったときに事故した人は?」というフレーズに対して誰のことを示しているか答えます。
その人の意外な一面や性格や趣味などを知ることが出来るので新シーズンに行うゲームレクとしてはオススメ!
⑫腕相撲
誰でも一度はやったことがある腕相撲!特に男の子は何歳になっても楽しむゲームですよね。かなりベターなゲームにはなってしまいますが、確実に盛り上がるゲーム!
大人数といっても基本的には1対1の戦いになってしまいますが、勝ち残り戦というようなルールにすると大人数でも楽しむことができるでしょう。
⑬ミラーゲーム
名前の通り、一人の人が動作をし、真似する側は動作した人の動きを鏡のように真似をします。
動画では2人一組でしたが、1人の生徒が動作し、その他の生徒が動作を真似をするというルールであれば大人数でも楽しむことができます。
身体を動かすことで緊張感を和らげ、軽い運動にもなるのでオススメです。
⑭イスとりゲーム
本来のイスとりゲームは音楽に合わせて楽しむのがベターですが、今回はアイスブレイクということでフルーツバスケットに近いイスとりゲームとなります。
一人の人が「○○の人」というような掛け声をし、それに当てはまる人は自分のイスから立って他のイスに座りましょう。
制限時間や回数を決めて最後に残ってしまった人が負けというルールです。
⑮よーく聞いてね
言葉の繰り返しが多い歌詞や季節や食べ物が入った歌詞を数十秒流す。流した直後にこの歌詞には○○という言葉が何回あったでしょう!というような質問をして答えてもらいます。
1人で考えるのも良いですが、4人から5人のグループに分かれて答えを相談して答えることで自然と会話が生まれチーム内での親近感が深まることに間違いなしです。
⑯逆さましりとり
言葉の最初の文字を次の言葉の最後の文字にするしりとりです。例は「らっぱ→ごりら→りんご」という感じです。
文字にすると難しく感じませんが、頭の中で考えるには少し難しいかもしれません。
通常のしりとりより時間を要するので5人前後のグループで行うのがオススメです。
⑰ひざを叩きましょう
自分のひざを両手で塞いで守りながら、周りの人のひざを叩けば勝ちです。
ものすごく単純なゲームで大人数でも行うことができます。体育館などの広い場所で勝ち残りルールなどを採用すると楽しめるでしょう。
腰を落として、相手のひざばかりに集中してしまい自分の頭の位置や相手の頭の位置がわからず、ぶつけてしまうということもあるので注意が必要です。
⑱ピン・ポン・パン
最初に誰かがピンと言いながら他の人を指定します。指定された人は瞬時にポンと言いながら他の人を指定します。ポンと言った人から指定された人はパンと言い、また他の人を指定する。
その後は同じ内容で「ピン・ポン・パン」と永遠に繰り返す単純なゲームです。
10名以上になってしまうと誰を指定したか判断しにくいので、10人以下で行うのがベストです。
⑲絵しりとり
黒板やホワイトボードを利用し、言葉を使わずに絵(イラスト)だけでしりとりを行います。
基本的なルールで楽しむのも良いですし、何か縛りルールを付けるのも良いでしょう。
100名近くで絵しりとりを行うのは難しいが、30名~40名ほどのクラスで楽しむ分には問題なさそうです。少し時間がかかってしまうのは難点かも・・・?
⑳新聞のばし
動画では1チーム1日分の新聞でしたが、大人数でゲームを行う場合は2日分や3日分と新聞の量を増やしてもOKです。
このゲームは単純で新聞を丸めたり折ったりしてどれだけ長く新聞を伸ばせるかです。時間があれば半永久的にのばすことが出来るので1分ほどの制限時間を設けることで楽しめることができるでしょう。
以上、高校生向けアイスブレイクネタ集20選でした!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
新シーズンに新しい仲間と出会った際に簡単に楽しめるアイスブレイクを紹介しました。
今回紹介したゲームレクにオリジナルのルールなどを取り入れることでもう少し違う楽しみ方もできるでしょう。
アイスブレイクは自然と会話が発生し、緊張感を和らげ、新しい仲間たちとの信頼関係を築くのにオススメのレクリエーションです。
今回紹介したゲームレクを参考に、ぜひ高校でアイスブレイクを楽しんでください。