さまざまな会社研修で「チームビルディング」を取り入れるメニューが増えています。
聞きなれない方も多いかもしれませんが、チーム構成員が一丸となって目標（ゴール）を目指していくゲームです。
目標を目指していくプロセスを共有して達成していく。
その経験が効果となって、日常業務の遂行がスムーズになっていきます。
組織作りの支援的メニュー「チームビルディング」を短時間で簡単にできるメニューを厳選してみました。それではどうぞ！
目次
【チームビルディング】簡単!!短時間でできるゲーム 10選
会社の研修会なので初対面の方は少ないかもしれませんが、慣れた関係だからこそ自己紹介を行いましょう。
①妄想自己紹介
妄想→好き勝手な想像で自己紹介をします。顔見知りの関係ならではの自己紹介です。
「もし○○だったら」「△△になれたら」など自分の勝手な妄想で自己紹介をします。
はじめにチームメンバー3～5人で内向きの円を作り自己紹介を始めます。
「もし、芸能人の○○さんの友人だったら・・・」
「もし、宝くじで○億円当選したら・・・」
など、日頃からはあり得ない妄想で紹介していきます。
勝手な妄想の競争から自己紹介が盛り上がり、これからのチームビルディングがスムーズになります。
②漢字自己紹介
漢字1文字で自分を表して、その字を見て他のチームメンバー1名が理由(紹介)を考えます。
はじめにチームメンバー4～6人で、内向きの円を作ってもらいます。
司会者はA4の用紙とペンを人数分渡し、司会者は1番を決め、1番から右隣を2番としてペアを作り、始めに奇数の人の漢字を偶数の人が見て紹介を考えます。
次に奇数の人は左隣の偶数の人の漢字を見て紹介を考えます。
1番から順に漢字を基に紹介して、理由づけも説明してもらいましょう。
初対面でも顔見知りのチームメンバーでも、相手のことを考えて紹介するので親近感が湧きます。特に社内研修は顔見知りも多く、思わぬ珍紹介もあるかもしれませんね。
③ピンポン大脱出
準備物も少なく簡単に出来る制作型ゲームです。
このゲームは新聞紙で一番高い塔を作り、ピンポン玉を載せて5秒間耐えたら勝ちです。
渡すものは「新聞紙5枚、ビニールテープ1本」、ピンポン玉は渡しません。
ピンポン球を事前に渡すと、耐久力を確かめられて面白くないので本番1回勝負です。
作戦会議を設けて方針を決めてもらいますが、時間は2～3分と短い方が真剣に成ります。
司会者の合図で塔の作成開始。近隣チームのカンニングをする人も出てきますので、司会者は禁止するのでなく、
「隣のチームは崩壊しますので参考になりません！」
「自分のチームの方針をどこまでも信じましょう！」
と盛り上げていきます。制限時間になったら高さを計測し、最も低いチームからピンポン玉を載せてもらいます。
作戦会議が勝利のカギ。話し合いと協力の重要性を実感できるゲームです。
④爆弾ゲーム
じゃんけんに勝てば爆弾を次の人に渡せるゲームです。ハラハラドキドキの連続です！
司会者はチームメンバーに内向きの円を作ってもらいます。
チームメンバーから1名を選んで爆弾を渡し、その反対側のチームメンバーにもうひとつ爆弾をプレゼント。爆弾を渡された人は、右隣の人の肩を軽く叩いてじゃんけん勝負を挑みます。
勝てば爆弾を渡せます。爆弾が2つそろうと爆発して負けになります。
これを繰り返していくと、どこかのタイミングで2つの爆弾がそろって負けとなります。
爆弾はそれらしい形があると盛り上がりますが「タオル」等でも代用が可能です。
⑤見えない共通点
チームメンバーの共通点を多く挙げられたチームが勝ちです。
チームメンバーは4～5人。多すぎると共通点を挙げづらくいなり、盛り上がりに欠けます。
模造紙又はホワイトボードとペンをグループ数用意しましょう。
制限時間を設け、チームメンバーの共通点を多くあげたチームが勝ちです。
共通点探しのゲームは、相互理解が進んでチーム強化につながります。
⑥絆の強さ
会社研修におすすめゲームです。紙テープが切れない「強い神テープ」のチームメンバーにあやかりたい人続出です！
全員で同じゲームに注目するので参加者は10～100人でも問題ありません。
チームメンバーで勝ち残ることを誓って、チーム外の人とペアになりましょう。
司会者は「紙テープ」を全員に渡し、参加者は紙テープが交差するように持ちます。
司会者の合図で同時に引っ張って、切れなかった人が勝ち残りです。勝負を繰り返して、最後に残った人が優勝です。
奇跡的に強い人が生き残ります。メンバーを応援するので、チームビルディングに効果的なゲームです。
⑦注文はいりました
チーム対抗注文聞き取りゲームです。多くの注文を聞き取れた方が勝ちです！
チーム人数は10人～20人の大人数でも可能です。
チーム内で分割して「店員役」「お客さん役」に分かれて成りきり、お客さん役は一斉に別々の注文をして、店員役は聞き取ります。
正確なオーダーが多いチームが勝ちです。
効きやすいオーダーの仕方はどうやるのか？作戦会議でチーム力の向上を実感できます。
⑧情報伝言ゲーム
短文（50文字程度）を作って、その情報（短文）を記憶だけを頼りに人へつないで行くゲームです。
チームメンバーは5～10人位がベストです。
司会者のもとに各チーム1名集まって、各チームの代表がそれぞれ考える短文を決めます。
司会者の合図で短文を伝達していきます。（一人一人制限時間を設けるとさらにチームの結束が深まります）
最後のメンバーに伝わったら、司会者の合図で一斉に紙にかき出しましょう。
どのように変化したのか発表すると場が盛り上がります。
⑨カミワタシ
リレー形式の競技でチームビルディングを目指します！
両手の指1本で紙をリレー形式で運ぶ競技で、どのように運ぶか作戦会議が大切です。
司会者の指示で、チームごとに2列で整列します。
次にA4用紙1枚を渡しますので、どのような形に折るか、運び方の作戦会議を行いましょう。
会議は0.5分～1分で短い方が盛り上がります。
チームで協力して紙を渡してゴールをする。チームビルディングに最適なゲームです。
⑩ゆーほー
チームメンバーが協力して「ゆーほー」を発進させたら勝ちです。
チームごとに机の周りに集合してもらいます。人数は5～6人がベストです。
机の上に柱を立てて「ゆーほー」（中央に穴があいた円盤状の紙）を通します。
次にチームメンバーが団扇で扇ぎ、「ゆーほー」を浮かし、柱から飛び出したチームが優勝です。
チームで作戦会議をして、どう扇げば素早く発信するか対策を考えます。司会者は発進までのタイムを計測して、どのように向上したか発表するとよいでしょう。
さいごに
チームビルディング「短時間でできる簡単ゲーム10選!!会社研修でおすすめ！」を解説してきましたがいかがでしたか？
会社研修は参加者が顔なじみの場合が想定されますので、緊張感を解きほぐす段階からのスタートでなくても構いません。
メンバーの協力で、このように結果が向上したと証明するのが良いでしょう。
話し合いと対策の重要性を実感いただけると思います。
司会者は、研修の目的を理解して、どのチームビルディングメニューを組み込んでいくかが重要です。
参加メンバーの年代や役職を考慮して、ゲーム中の雰囲気を考慮して声掛けを変化させましょう。
司会者として、研修目標の達成に貢献したいですね。
