皆さん「アイスブレイク」はご存知ですか?
研修や授業・会議などの学校生活・ビジネスシーンでとても役に立つと言われているコミュニケーション方法の一つです。
特にビジネスパーソンの人には研修や会議などでも友好活用できるので、知っておいて損はしません。
今回はそんなアイスブレイクの意味や目的、実際に研修(授業)や会議での活用方法について紹介します。
目次
アイスブレイクの意味や目的とは?
まず始めに、「アイスブレイク」という言葉に馴染みがない人のためにもアイスブレイクの意味や目的について紹介します。
アイスブレイクは初対面の人や慣れない場所での硬い緊張感を和らげるための手法です。
「アイス」=「固い」、「ブレイク」=「壊す・砕く」ということから、緊張感で硬くなっている気持ちや身体を打ち壊す(和らげる)という意味が込められているそうです。
では、アイスブレイクはどのようなシーンで使われると思いますか?
前述で少し紹介してしまったのですが、初対面同士で集まる機会やイベントや研修など緊張感が増している際に緊張感を和らげる目的で行われることが多いです。
アイスブレイクが取り入れられているシーンとして、進学・新人研修・親睦会などの新シーズンに自己紹介の意味を込めて行ったり、会議や研修などの緊張感があるビジネスシーンで取り入れているという会社も最近では多いそうです。
アイスブレイクの本来の目的は緊張感を和らげるですが、最近ではゲーム感覚で自己紹介を楽しむ一つの方法としても取り入れられているとのことです。
アイスブレイクの認知度
アイスブレイクの認知度は?
この記事をきっかけにアイスブレイクを認知したという人も少なくないはずです。
今回はあるサイトで行われたアイスブレイクの認知度のアンケート結果を参考に世間の人のアイスブレイクに対しての認知度を紹介します。
アイスブレイクの認知度
・内容や意味などを詳しく知っている【認知度6%】
・なんとなく理解はしている【認知度8%】
・名前は聞いたことある【認知度17%】
・まったく知らない【認知度69%】
(参考:インテージ知るギャラリー様)
アイスブレイクの認知に対してのアンケート集計は上記のようになりました。
10人に7人というほとんどの人がアイスブレイクについて認知していないということがわかりました。
少し残念な結果ですが、アイスブレイクについて少し視点を変えてみるとどうでしょうか?
詳しいことは次の「アイスブレイク手法・活用方法」で紹介するのですが、学生時代や新人研修の際にゲーム感覚でコミュニケーションを図るレクリエーションに参加したという人も多いのではないのでしょうか?
まさにそのレクリエーションがアイスブレイクそのものです。このような視点で考えると「知っているかも!」という人も増えたのではないのでしょうか。
アイスブレイクの手法・活用方法
なんとなくアイスブレイクの意味や目的、効果を理解していただけたかと思います。
アイスブレイクには取り入れる目的として大きく分けて2つのパターンがあることから状況に応じた活用方法について紹介!
①初対面同士の場所(新人研修・進学・クラス替え)
初対面同士での場所となると、緊張感に加えて相手のことを知らないという壁がありますよね。
もちろんアイスブレイクは緊張感を和らげることが一番の目的ですが、そんなアイスブレイクを行いながらゲーム感覚で楽しく自己紹介を行えると一石二鳥ですよね。
実はアイスブレイクを行う目的として自己紹介という意味で取り入れられていることも多いです。
自己紹介系のゲーム例
「他己紹介」
普通の自己紹介とは異なり、他人を紹介するのがこのゲームの目的です。
2人1組などになって、ペアの人の情報を聞きます。聞いた情報を元にペアの人がどのような人物なのか参加者に紹介するというゲームです。
【目的】自己紹介・コミュニケーション
②ビジネスシーン(会議・研修)
社外会議だと初対面同士ということもありますが、とにかく会議は緊張した空気が張詰めていますよね。
とにかくそんな緊張感を少しでも和らげたいというときにアイスブレイクを取り入れます。まさにアイスブレイクの目的そのものです。
緊張感を和らげるゲーム
「肩の上げ下げゲーム」
小さい頃に遊んだことある旗揚げゲームを自らの肩を使って楽しむことができます。
1人の人が「肩を上げて」「肩上げないで首まわす」などの指示を行い、参加者は指示に従って肩の上げ下げや首をまわしたりします。
【目的】緊張感を和らげる、身体のリラックス
アイスブレイクの注意事項
アイスブレイクはスクールシーンやビジネスシーンでとにかく役立つということはわかっていただけたと思いますが、アイスブレイクに対して誤った認識や間違えた活用を行ってしまうと逆効果ということもあります。
最後にアイスブレイクを取り入れる上での注意点を紹介します。
①ただのお遊びにならないようにする
アイスブレイクがただの雑談目的やお遊びにならないように気をつけましょう。
確かにゲーム感覚で楽しく行うことができるのがアイスブレイクのメリットですが、アイスブレイクの本来の目的は「緊張感を和らげる」や「自己紹介(コミュニケーション方法)」ということです。
アイスブレイクを取り入れる人であればこのような過った認識をしないとは思いますが、きちんと目的を理解して楽しむようにしましょう。
②アイスブレイクに全てを頼らない
アイスブレイクに全てを頼り過ぎないようにしよう。
アイスブレイクはこの記事でもしつこく紹介したように緊張感を和らげることが一番の目的です。
あくまでもその目的に対して補助的な役割を担うのがアイスブレイクですので、アイスブレイクを行ったからといって会議で緊張感0になってしまうと本末転倒です。
また、時間が限られている場合は逆算して取り入れるようにしましょう。
アイスブレイクが長くなったから会議や研修の時間が押してしまったということにならないように注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はアイスブレイクについて紹介しました。今回の記事を通して初めてアイスブレイクを理解したという人も多かったはずです。
スクールシーンやビジネスシーンで役立つコミュニケーション方法ということで近年取り入れている学校や企業も多いです。
もし、今回の記事でアイスブレイクについて興味を持っていただけたら、いろんなアイスブレイクのゲームネタがあるので、本サイトをぜひ参考にしてみてください。